アウターはそれぞれの季節で幅広い種類があり、ファッション性はもちろん、機能性も兼ね備えたものなど、それぞれが優れた特徴を持っています。
アウターは寒い季節限定のアイテムで、そんなに種類もなくファッション要素も少ないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
アウターはコーデの第一印象を決める、ファッションにおいて最も重要なアイテムのひとつです!
ここではそんな多彩なメンズ用アウターについて、季節別で画像例とともに簡単に特徴を解説していきます。
春のアウター(9種類)
春はまだ寒さが残りつつも、冬が明けて雰囲気が明るくなる季節です。
春の季節感には、爽やかで明るい印象を与えるアウターがマッチします。
そういった特徴を持つアウターとして、羽織やすく、明るめのカラーも合いやすいジャケットやブルゾンなどが春では活躍します。
1.カットジャケット
スウェットのような質感で、柔らかい着心地が特徴のジャケット。重ね着をしてもごわつかず、軽やかな印象を与えます。
2.コーチジャケット
装飾の少ないシンプルなジャケット。アメリカ発祥のスポーツジャケットで、ストリートファッションの定番アイテムです。
3.シェルジャケット
首元まで生地があるアウトドア用ジャケット。機能性とシンプルなデザインを兼ね備えたアウターとして、普段のコーデに取り入れる人が増えています。
4.トラックジャケット
ジャージ生地で仕立てられたジャケット。スポーティな印象を与えますが、キャップなどの小物と組み合わせることで、カジュアルなコーデにもなる汎用性の高いアウターです。
5.スウィングトップ
ゴルフ用ブルゾンとして誕生したアウター。ゴルフというイメージから、スポーティな印象のほか、紳士的で落ち着いた印象もあわせ持ちます。
6.Gジャン
デニム生地のジャケット。デニムの色と質感が、明るくカジュアルな印象で、ほかのアイテムとも合わせやすいアウターです。
7.スカジャン
光沢のある生地が使われ、刺繍が入った派手なデザインのブルゾン。その特徴から、他のアウターとは一味違った雰囲気で、個性の光るおしゃれを可能にします。
8.カーディガン
毛糸で編まれた前開きのアウター。薄手のものが多く、デザインもシンプルで羽織やすいため、さまざまなコーデに取り入れやすいアウターです。
9.コーディガン
コートのように、丈の長いカーディガン。ゆったりとしたシルエットで、カーディガンよりも落ち着いた印象を与えます。
夏のアウター(2種類)
夏はやはり暑いというイメージが強いため、重めな印象を与えるデザインのアウターは避けたほうが無難です。
暑い夏のコーデでは、軽やかで清涼感のあるデザインのアウターが活躍します。
アウターの種類はほかの季節よりも少ないですが、その分シンプルで簡単におしゃれなコーデになるため、夏のアウターにも要注目です。
1. サマージャケット
夏用に素材や袖丈をかえたジャケット。薄着でカジュアルになりがちな夏のファッションに紳士的な印象をプラスできます。
2. ジップパーカー
前開きタイプの定番パーカー。カジュアルでありながら、ほかのアイテムとも合わせやすく、気軽にさまざまなコーデに取り入れることができます。
秋のアウター(11種類)
秋は、夏の明るいイメージを持った季節を過ぎて、落ち着いた印象となる季節です。
派手さは控えめで、暖かみがあり落ち着いたデザインのアウターが秋では主力です。
ジャケットやコート以外にも、さまざまなデザインのアウターが活躍する季節で、選ぶアウターによって多彩なコーデを楽しめる季節でもあります。
1. テーラードジャケット
スーツのようなデザインのジャケット。上品で紳士的な印象を与えるほか、カジュアルなアイテムとの相性も良い、幅広く使えるアウターです。
2. スエードジャケット
光沢感があり、肌触りがよいスエード素材を使用したジャケット。カジュアルさは控えめで、見た目にも暖かみがあり落ち着いた印象を与えます。
3.サファリジャケット
大きめのポケットや、腰元のベルトが特徴のジャケット。カジュアルにも、キレイめなコーデにもできる万能なアウターです。
4.フリースジャケット
羊毛のようにモコモコした生地を使用したジャケット。軽くて暖かいなど機能性が高いほか、生地やデザインの種類が豊富で、さまざまなコーデに取り入れることができます。
5.キルティングジャケット/コート
中綿を詰め全面にステッチがはいったジャケット。上品な見た目でダウンよりも薄手のため、すっきりしたシルエットのコーデができます。
6.ダウンベスト
ダウン素材でつくられたベスト。袖がないので軽やかな印象を与えるうえに、しっかり防寒もできるため、寒さの残る季節のコーデに取り入れやすいです。
7.カバーオール
タフな生地で多くのポケットがついたアウター。もともとはワークウエアのため機能性が高く、その特徴とは裏腹にキレイめなコーデとの相性も良いアウターです。
8.MA-1
ミリタリーなデザインのブルゾン。アメリカ空軍発祥の、機能性を追求したデザインのため、ミリタリーでもシンプルで合わせやすいアウターです。
9.マウンテンパーカー
もともとはアウトドア用で、デザイン性の高いパーカー。機能的なアウトドア用ウエアを普段のコーデに取り入れるようになった中でも、羽織やすくさまざまなコーデに合わせやすいため、幅広く使えるアウターです。
10.チェスターコート
膝丈くらいの裾の長さで、スーツのような襟をしたコート。コート自体のシルエットがおしゃれで、羽織るだけコーデがきまります。
11.ノーカラーコート
襟がないタイプのコート。襟がないため首元がゆったりとして着心地が良く、爽やかですっきりした見た目になります。
冬のアウター(11種類)
冬になると寒さが厳しくなり、アウターが欠かせなくなってくる季節です。
冬のアウターは種類が豊富で、さまざまなデザインのアウターが活躍します。
冬のアウターはそれぞれ特徴的なデザインのものが多く、どんなアウターでも冬の季節感をしっかり出してくれるため、アウターコーデを楽しむにはベストな季節と言えるでしょう。
1.ライダースジャケット
光沢のある革やメタリックなボタンが特徴的なジャケット。その見た目から、男のカッコよさをしっかり演出できるアウターです。
2.ダウンジャケット/コート
ダウン素材を封入した、保温保湿性に優れる冬の定番アウター。デザインやカラーバリエーションが豊富で、幅広いコーデを演出できます。
3.ステンカラーコート
後ろ襟を高くした、丈のやや長めのコート。コートとしてスタンダードなデザインのため、さまざまなコーデに合わせやすいです。
4.グレンチェックコート
格子柄とチェック柄を組み合わせたデザインのコート。その特徴的な柄とシルエットが、英国紳士のような渋さを演出するアウターです。
5.フーデットコート
フードがついたタイプのコート。ボリューム感のある見た目で、ハイネックなどのタイトなアイテムとの相性抜群です。
6.トレンチコート
膝丈くらいの裾の長さで、腰元のベルトなど、各部のデティールのデザインが特徴的なコート。シルエットもスマートで、おしゃれな要素が多いアウターです。
7.ピーコート
やや丈が短めで、ダブルブレスト(前を閉じるボタンが2列)が特徴のコート。デザインの特徴から、コートの中では特にフォーマルな印象を与えます。
8.モッズコート
丈が長めで、フード回りにファーをあしらったコート。コート自体のデザイン性が高く、この1着だけでおしゃれなコーデにきまります。
9.ランチコート
裏地や襟にボアやファーをあしらったコート。カウボーイが防寒用に洗練したアメリカ西部発祥のデザインで、暖かみがあり、ヴィンテージな印象を与えます。
10.ダッフルコート
とがった形の留め具、トグルで前を閉じる特徴的なコート。ニットなどのアイテムと相性がよく、寒い季節のコーデに合わせやすいです。
11.ファーコート
ファーを全面にあしらったコート。かなり個性的で派手な見た目であり、コーデ次第でワンランク上のおしゃれを楽しめるアウターです。
まとめ
以上がメンズ用アウターの簡単な紹介となります。
季節ごとに分類していますが、それぞれの特徴を押さえることでほかの季節でのコーデに取り入れることももちろん可能です。
アウターは物理的に目につく面積が大きいですし、しっかりと着こなすことで、オシャレ度は一気に増します。
自身の好みに合わせて、良いファッションを作り上げていきましょう。
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